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相変わらず忙しい日々を過ごしています。

先週もピアノを弾いたのがトータルで1時間くらいでピアノ欠乏症に陥っています。

時々車の中で

”弾きたいよ~”

と絶叫しています。

私のストレス解消法の一つ

車の中で大声で叫んだり歌ったりする。

結構いいですよ

“王様の耳はロバの耳”と言うやつですね。



昨日、朝の出勤時のFMで

ブラームス版シャコンヌをやっていました。

ピアニストは舘野泉さんです。

http://www.izumi-tateno.com/index.html



舘野さんは順調なピアニスト人生を歩まれていましたが

2002年1月9日、フィンランド第二の都市タンペレのリサイタルで、プログラム最後の曲の最後の和音を弾いたあと、ステージで倒れられました。脳溢血でした。

この最後の和音を弾いた後と言うのがすごいなあと思います。

多分、体調不良を集中力で押しやって演奏されたのだと思います。

そしてその後右手が不自由になった舘野さんは左手のピアニストとして復活します。



数年前、声楽の先生が誘ってくださって舘野さんのコンサートを聴きに行きました。

どちらかと言うと現代音楽という私の苦手分野の曲が多かったのですが

とても感動しました。



シャコンヌと言えばブゾーニ版があまりにも有名で

私の中でも長らくいつか弾いて見たい憧れの曲です。

しかし

このブラームス版がまたとても素敵な編曲で

音が少ないはずなのにそれを感じさせない曲です。

音の数と感動は全く無関係と言う事がよくわかります。

感動的なのはブゾーニ版に負けていません。

運転しながら聞いていたのですが信号を見落としそうになりました。





以下舘野さんの文を引用し今日のブログを締めます。





2002年の1月に脳溢血で右半身不随の身になってから、既に5年の歳月が流れ去ろうとしている。最初の2年間は、音楽に見捨てられたと思い、人生に何の 希望も持てずに過ごした。だが、苦しかったその年月こそ、実は自分にとって掛け替えのない貴重な日々をもたらしてくれたのだ。



左手で再びピアノに触れた時、音楽をするのに「両手だ、左手だ」という区別がまったく不要なものであることを実感した。左手だけでピアノの88鍵全域を カヴァーするのは確かに難しい。両手で弾くよりも遥かに困難なことは疑う余地がない。だが、決して不可能なことではないし、それに詰まるところ音楽とは技 術の難易ではない。演奏によって何を伝えるか、何を表現するかが最も大事なことである。このことが分かるのに、最初の苦しい歳月が欠かせないものだった。 「飢えは最上の料理人」と言うが、音楽に対する飢えにさいなまれたその時期こそ、こんにちの私の支えとなってくれていると思う。

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コメント:
この記事へのコメント:
No title
こんばんは。
館野さんが演奏するバッハ=ブラームスのシャコンヌは生演奏を聴いたことがあります。(ブログの記事にも書いています。)

館野さんの演奏を聴くにつれ思ったことは、音楽は技術ではない、そして人生の困難も音楽にとって非常にプラスに働くということでした。館野さんの生演奏を聴く機会があればぜひコンサートに赴かれることをお勧めします!
2009/12/09(水) 22:13 | URL | NY #79D/WHSg[ 編集]
No title
先日、車の中で信号待ちしていた時のことです。バイクのふかし音をバックにヒップホップ系のリズムで何か大声で歌ってるようながなってるような。。。ふとサイドミラーを見るとバイクに乗ったおにーさんが気持ちよさそうに歌ってた。結構車両の通行が多いうるさい中、走行中もしっかり歌詞まで聞こえてた。それって逆もあり?とそれ以来車中では奇声?を発しないようにしています。
 私事ですが、昨日年不相応な動きに対して年相応な結果が。。ということで、ドクターPのお世話になってしまいました。1ヶ月くらい松葉杖のお世話になりそうです。未熟な私に1ヶ月で何か見えてくるものがあるだろうか。。。。。今はひたすら麻酔が怖い!痛そう(怖)
 デュエットは妹、ソロはUnaDonnna+1曲と云うことで申請してきました。車の中では練習しないよう気をつけます。
 
 
2009/12/10(木) 00:15 | URL | 同級生その1 #79D/WHSg[ 編集]
No title
ブラームスのシャコンヌですか~~。
聴いてみたいですね~。
左手だけの演奏家は若い方もおられます。
その方は演奏中に右手を怪我された後も積極的に演奏活動されてます。

やはり、音楽は心でも奏でるものなんでしょうね。
2009/12/10(木) 10:19 | URL | おんぎい #79D/WHSg[ 編集]
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