上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
カズオ・イシグロの新刊は短編集です。

音楽と夕暮れをめぐる五つの物語という副題が示すように

5つの小さな物語からなるこの本は音楽と深い関係があります。



訳者(土屋政雄)あとがきによると

”欧米では短編集のマーケットは長編小説に比べて著しく小さい”

ということらしく

”長編小説で成功してきた作家が短編集を出すのは損”

とのことです。

とっても意外です。



小説は

ギタリストやサックス奏者、チェリストなどが登場し

音楽が流れ

その中で人生のいろいろな問題が描かれていきます。

あるときは

まるで喜劇のように笑わせてくれます。

(そんなやつおらんやろ~って感じです)

おかしくて、やがて悲しいなんとかで

最後はちょっと考えさせられてしまいます。

男女、夫婦、友人、

いろいろな問題が登場し

さりげない会話の中で危機的状況が示されていきます。

でも

読み終わった後

ちょっと不思議な感じになりますが

つらくなったり悲しくなったりする事はない小説です。



前作の”わたしを離さないで”の方が

読後につらさが残りました。



土屋氏の翻訳も美しいです。

(金○鋸挽きの刑なんて恐ろしい訳もありますが(笑))



スポンサーサイト
コメント:
この記事へのコメント:
No title
カズオ・イシグロ、いいですよね。
「日の名残り」とか素敵で・・・。
何か風貌がヨーヨーマに似てませんw?
2009/07/07(火) 23:51 | URL | バルカローレ #79D/WHSg[ 編集]
コメント:を投稿する
URL:
本文:
パスワード:
非公開コメント: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック:
この記事のトラックバック URL
http://aizankei.blog.fc2.com/tb.php/530-d4afe4c5
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック:
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。