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バッハの二つの受難曲の中で日本では圧倒的にマタイの方が演奏の機会が多いと思われます。民族的におだやかな日本人はマタイの方を好むと思われます。

ヨハネ受難曲はかなり激しい曲ではっと息を呑むような場面がたくさん出てきます。

今日の鈴木氏の指揮もコーラスも激しさを感じさせるものでした。



新約聖書には4つの福音書があります。

マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネ、それぞれ特徴があります。

マタイはユダヤ人を対象に書かれたためユダヤ人の王としてのイエスを

マルコは神のしもべとしてのイエスを描き

ギリシャ人で医者であったルカによる福音書は異邦人を対象に書かれたためわかりやすく人としてのイエスを描き

そしてヨハネは神としてのイエスを描きこの4つの福音書の中では一番難解です。

神秘的で霊的な言葉に満ちています。

最初からして

“初めに言があった。

言は神と共にあった。

言は神であった。”

と非常に難解です。



バッハはこの受難曲を受難の悲しみだけではなく、むしろ力強さを感じさせる曲で構成させたということは、ヨハネによる福音書が最初からイエスが神としてのみ描かれていることと関係があると思われます。


心理学者の河合隼雄さんが以前テレビで

“ロマン派の音楽は感情に働きかけてくるが

バッハの音楽は直接たましいに働きかけてくる”

というような内容のお話をされていましたが、

全く同感です。

キリスト教教徒でもなんでもない私がこの曲を聴くと魂が揺さぶられる感じがするのです。

仕事上のいろいろのいやなこと、つらいことを忘れしばらくは(期間限定)いい人でいられそうです。




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